ムラはNG! 日焼け止めを塗り直す効果的な方法とは?
春は紫外線が強い季節です。紫外線は1年中降り注いでいるとはいえ、あたたかくなって外で過ごす機会が多くなる時期はとくに注意が必要ですね。
日焼け止めの効果を最大限に活かすためには、定期的に塗りなおすことが大切です。
そこで、紫外線防御力を高めるために効果的な日焼け止めの塗り直し方をご紹介します。
日焼け止めの効果の持続時間は?
日焼け止めの効果の持続時間を知るためには、紫外線防御効果を示す数値をチェックしましょう。
SPF1につき約20分程度日焼け止めの効果が持続するという意味になるため、SPF30の場合なら、20×30で約600分の間は日焼け止めの効果があるということになります。
600分というと、10時間程度であれば日焼け止めの効果があるという計算となります。
計算上では10時間の間は塗りなおさなくてもOKということになりますが、日焼け止めは汗や皮脂の分泌によってはがれ落ちやすくなります。
汗をかきやすい部分の日焼け止めが落ちたまま放置すると、ムラになってまだら日焼けをしてしまう恐れも。
そのため、汗をかきやすい季節や、スポーツやレジャーの最中には定期的に塗り直す必要があるのです。
メイクの上から日焼け止めを塗り直す方法
メイクを一からやり直すことは大変だと感じる人は多いでしょう。
そこで、オフィスや外出先での昼休みやトイレ休憩中にぱぱっとできる日焼け止めの塗り直し方をご紹介します。
必要なものは、普段使用している日焼け止め、ファンデーションまたはフェイスパウダー、リキッド用のスポンジパフ、ティッシュペーパーの4つです。
1. ティッシュペーパーで、Tゾーンに浮いている皮脂をやさしくおさえる
2. スポンジパフの上に適量の日焼け止めをとり、顔の中心から外側へ向かってやさしく肌になじませる
3. 普段使用しているファンデーションやメイク直し用のパウダーで肌を整える
汚れが付着していない清潔な状態のスポンジパフを利用することで、ムラができにくくなります。
こまめにパフを洗うことが億劫な人は、使い捨てリキッド用スポンジを利用すると便利ですよ。
メイクをオフして日焼け止めを塗り直す
ベースメイクをいったん取り除いてから日焼け止めを塗り直す方法は、メイクの上から塗り直すよりも紫外線防御効果を高めてくれます。
海や山でのレジャーのように紫外線が強い場所へ出かける際などにオススメの方法です。
1. アイメイク以外のメイクをクレンジングで落とす(クレンジングミルクか、ふきとる
タイプのリキッドクレンジングを使うと便利)
2. コットンに水分を含ませ、皮膚をこすらないように注意しながら浮いてきたメイクと
クレンジング剤を念入りに取り除く
3. 頬や口元など、乾燥しやすい部分を乳液で保湿する
4. 日焼け止めを塗り直す(首やうなじも忘れずに、ムラなく塗っていく)
5. ベースメイクやポイントメイクを行って完成
少々時間がかかることや、クレンジング剤を使用することで肌に余計な負担をかけてしまうことには注意が必要です。
紫外線は肌の大敵です。抜かりない対策で、美しい肌をキープしましょう!