もっちり素肌への近道! お風呂の中で保湿するメリット
乾燥が厳しい冬場は、お肌のうるおいがどうしても失われがちですよね。
お肌が乾燥するとなめらかさが失われて、メイクのノリも悪くなってしまいます。
顔だけでなく肘や膝などもカサカサと乾燥して、ひどくなると白く粉を吹いてしまったりすることも……。
そんな冬のお肌には、お風呂上がりにバスルームの中で行う保湿ケアが効果的なのです!
お風呂の中での保湿ケア 2つのメリット
乾燥しやすいお風呂上がりのお肌を保護できる
私たちのお肌は本来、角質層の中の水分やお肌表面を覆っている皮脂によって保護されています。
しかし、お風呂上がりはこれらがお湯で流されてしまい、普段よりも敏感な状態になっているのです。
さらに、冬のお風呂上がりは暖かいバスルームと寒い脱衣所の温度差が大きく、それが余計にお肌の乾燥を進めてしまう原因になります。
つまり、冬のお風呂上がりはお肌がもっとも乾燥しやすいタイミングなのですね。
温かいバスルームの中で保湿ケアをしてしまえば、そのタイミングを迎える前にお肌を保護することができるのです。
ボディクリームがお肌へなじみやすい
お風呂から上がりたての湿ったお肌にボディクリームを塗ると、クリームがやわらかくなって少しずつお肌になじんでいきます。
これは、お肌の表面に残っている水分とクリームの油分が乳化してなじみやすくなっているためです。
バスルームから出て水分が完全に残っていないお肌にクリームを塗るよりも、少ない量でよく伸び、お肌に浸透しやすくなります。
さらに、温かいバスルームの中でスキンケアをすることによってお肌を常に温まった状態に保つことができるというメリットも。
保湿成分は冷えたお肌よりも温かいお肌のほうが浸透しやすいので、寒い脱衣所でボディクリームを使うよりもその効果を感じやすくなりますよ。
今日から実践! お風呂の中での保湿ケア方法
お風呂の中で保湿ケアを行う際に大切なのは、次の3つのポイントです。
・入浴後、濡れたままの体にボディクリームを塗る
・水分と混じらせるようなイメージでクリームをなじませていく
・体に残った水分はタオルで押さえるように拭き取る
この3点を意識しながら行うことで、お風呂の中での保湿ケアの効果を最大限まで引き出すことができます。
手順は次の通りです。
1. 濡れたお肌に優しくクリームを塗る
濡れたままのお肌に手のひらで優しくボディクリームを塗ってきましょう。
この時、お肌を傷める可能性があるので絶対にすり込まないようにしてください。
2. クリームは横方向に塗る
腕や脚にはひねるようにクリームを塗ります。皮膚には横方向にシワが刻まれているため、縦方向にだけ塗っていてはお肌の奥まで保湿成分が行き渡りません。
お腹やデコルテなども横方向に塗るようにしましょう。
3. 肘や膝の保湿は念入りに
肘や膝などは特に乾燥しやすい部分です。伸ばしたままにせず、折り曲げてシワが伸びた状態にしてから塗りましょう。
しっかりとクリームを塗りこんで乾燥を防ぎます。
4. 保湿が終わったらすぐに水分を拭う
全身に塗り終わったら、すぐに余分な水分を拭ってください。
濡れたお肌をそのままにしてお風呂場を出てしまうと、乾燥した空気がお肌表面の水分を蒸発させることでかえって乾燥肌が悪化しやすくなってしまいます。
その際には、ゴシゴシとこすらずに優しくタオルで押さえるようにして拭うようにしましょう。
この方法ならば、お風呂上がりに慌ててボディクリームを塗る必要はありません。温かい湯気に包まれながら、ゆったりと保湿ケアを行いましょう。
さっそく今日から試して、うるおいたっぷりのもっちりとしたお肌を手に入れてくださいね!